たまにはサントラじゃないネタを。
ちょっと古い話になるんですが、貯玉会員カードを作っていたパチンコホールが潰れて貯玉補償を受ける機会があったんですよ。
「どうして補償を受けることになったのか」とかの経緯をいつかはまとめたいと思っていまして、はや1年。
やっとこさ記事にする運びとなりました(汗)
もともと文章をまとめる能力が低いのですが、今回は生生しさを出したくていつも以上にダラダラと長く書きます。
貯玉カードを持っている人の参考になればと!
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とあるパチンコ店の閉店発覚までの道のり(長い)
突然のリニューアル休業
一昨年の秋のこと。
母「○○店、明日からしばらく休業してリニューアルするんだってー。」
その時は「ふーん。」って程度にしか思っていませんでした。
そのお店は過去にも急に「明日、臨時休業」ってのが度々あったのであまり気にも留めないでいたんですよ。
どれくらいの期間か気になってP-WORLDのページを確認すると「近日リニューアルオープン予定!」と表示されており、
感覚としては「まあ、当面閉まってるんだろう」くらいなもんでした。
ところが1ヶ月たち、2ヶ月過ぎて年明けには「おやおや~?」ってなってきたわけですよ。
で、あらためてP-WORLDのページを見ますと・・・。
ページがないっ!!
「あ、これは(察し)」となるわけですよね。
周りからの話で確信に
やはりといいますか、異変に周りが気がついてくるわけです。
その頃から母の情報網より色々な香ばしい話が聞こえてきました。
・どうやら2年間家賃を滞納していたらしい
・清掃のおばさんたちは突然「明日から休業する。今日までのお給料はいま精算する。」と言われた上で、「しばらく閉店すること」を口止めされたらしい。
あ〜・・・。お店、飛びました!!
貯玉していた人からの悲しみの声
私のご近所さんにそのお店の常連さんがいまして、ひょんなことから貯玉のお話になり、
ご近所さん「私ね、5万円分の貯玉をしていたのよ。「正月の餅代にでも」と(換金しようと)思っていたらお店なくなっちゃったわ(笑)」
え〜!これは辛い(´・ω・`)
ご近所さん「でも、30万預けてた人からしたら全然(笑)」
さ、30万!!
私自身貯玉カードは端玉のお菓子をもらうのが嫌で一旦カードに全部貯玉してから全部交換するって使い方をしていたので、そこまで貯玉している人がいるとは思ってもいなかった。
さすがに気の毒としか言いようのない・・・。
この話を旦那さんにも伝えたところ、
旦那さん「あの店、貯玉補償協会か何か、加盟してなかったけ?」
なるほど!
早速貯玉補償について調べてみた。
まず、検索して見つけたのが、「一般社団法人貯玉補償基金」というサイト。
ここが管理しているわけですね〜。
貯玉補償基金さんはユーザー向けに「安心貯玉.com」というサイトを運営していまして、こちらで加盟している店舗を探すことが出来ました。
ええ、しっかりと「安心貯玉優良店一覧(笑)」に店舗名が載っていました。
貯玉補償基金さんにお問い合わせをしてみる
当時のメールがパソコンの故障の為残ってはいないのですが、
◯◯店がリニューアルのため休業するといってから数ヶ月経ちました。
ついにはP-WORLDからもページがなくなりました。
閉店したものと思われます。
貯玉補償が受けられるか一度調べてもらえますか?
みたいな感じでお問い合わせ。
すると当日中に
情報をいただきありがとうございました。
調べてご連絡を致します。
と回答をいただきました。
さて、ひとまずはこれで安心かな?
正直、貯玉補償って詳しく知らなかったので、その時調べようとなるわけですよ。
貯玉補償に対して勘違いしていたこと
恥ずかしながら「貯玉補償」について私はずっと勘違いしていました。
- 預けている貯玉は全部交換できる
- 貯玉は現金でもらえる
ってね。
でも実際受けられる補償は、
- 補償される金額の上限は100万円分まで
- 貯玉の現金化は不可能。すべて商品交換のみ。
・・・知らなかった。
お問い合わせから半年たった(汗)
貯玉に関してはほぼ他人事だったので放置していたこと約半年。
改めて身内で話題に上がったこともあり再度お問い合わせ。
すると返ってきた回答は、
責任者と連絡が取れていません。
しばらくお待ちください。
責任者!どこ行った〜!!!
ポストにみっちり詰まった青い封筒
2回目のお問合わせから約1ヶ月後、我が家のポストから溢れ出る青い封筒が複数。
貯玉補償基金さんからのものでした。
この時わかったんですけど、私達夫婦、両親、亡くなった祖父母も含めて計6人がこのお店で貯玉カードを作っていたんですね(汗)
実際封書で届いたのは旦那さんと両親の分、私と祖父母の分はハガキで届きました。
その違いは貯玉数によるものっぽい。
封書の中身は、
・一番最初に写真を載せたお知らせの紙
・補償商品の注文書
・注文書の書き方説明の紙
・交換商品一覧
でした。
1円パチンコも20円スロットもすべて合算
「補償玉数」ってのがあったんですけど、1パチ、4パチ、5スロ、20スロと貸玉金額が違うものは全部1円貸玉に計算されて合算されていました。
例えば
1パチ 300玉
4パチ 100玉
5スロ 30枚
20スロ 25枚
貯玉していたとしたら
1パチ 300玉→300玉
4パチ 100玉→400玉
5スロ 30枚→150玉
20スロ 25枚→500玉
補償玉数は計1350玉分となるわけですよ。
で、先程封書とハガキで通知が違った理由はその補償玉数に由来したみたいです。
ハガキで来た人間は貯玉数が1000玉未満でした。
1000玉未満は郵送での交換ができない
ハガキで届いた場合は補償商品を郵送による交換が行えません。
ではどうするかといいますと、貯玉補償基金さんが最寄りの貸し会議室にて補償商品との交換会を開催してくれたんですよ。
なのでその会場に行くしかなかったんですよね。
開催日ははがきが届いてから約1週間後でした。
もちろん、封書で届いた人にも会場に向かって交換することは可能でしたよ。
補償商品と交換するために必要なもの
郵送にせよ会場へ行くにせよ、交換するためには以下のものが必要となりました。
・貯玉会員カード
・会員カードのパスワード
・身分証明書
うちの母親、会員カード捨てていまして補償が受けられませんでした(笑)
まあ、リニューアルうんぬんから1年近く経ってましたからね。
郵送にて補償商品を申請した
父親の分が約2000玉、旦那さんの分が約5000玉ほどありまして、郵送にて申請。
郵送での申請の場合、受付期限は案内が届いてからだいたい2週間ほどでした。
なので早めの対応が必要でした。
すると1週間ほどで商品が到着。
父親の分でもらったのがこちら↓
旦那さんの分も歯磨きセットとか洗剤セットを選んだので主婦の私としては結構満足よ。
以上が補償商品を受け取るまでの一連の流れでした。
貯玉を過信しすぎず程々に!!
本当に「貯玉補償ってステキ!」ってなった出来事でした。
でも今回はお問い合わせしたからこそ対応してもらったんじゃないかな?って気もしています。
だまって閉店するお店、ダメゼッタイ!!
もし貯玉しているホールが有りましたら、一度「安心貯玉.com」で貯玉補償基金に加盟しているかどうか調べてみてはいかがでしょうか?
明日は我が身かもしれませんよ!!
【2020.3.29追記】新型コロナウイルスの関係で「貯玉を全額引き出そう」としている方へ
新型コロナウイルスの影響で様々な自粛などが求められている中で、この記事のアクセスがちょいちょい増えてきたので追記します。
Twitterに私の考えを投稿しました。
引き出すにしても痛手にならない程度に残そうよ。
そもそもなんだが、なくなって困る金でパチスロ・パチンコ打ってんじゃないよって話だねー。
あぶく銭だよあぶく銭。
— よた@ゆるくスロサントラ集めしている人 (@slot_yota) March 29, 2020
この記事は「貯玉補償について知っていると何かに役立んじゃないか」との思いで書いています。
決して「貯玉はするな!引き出せ!!」という意味合いでは書いていません。
たまたまですがそういったニュアンスの記事にリンクを貼られており、とっても残念な気持ちになったのです。
貯玉って過信するのは良くないですが、決してユーザーにとって不利益になるサービスじゃないんですよ。
まだ閉店するかどうかわからないのに慌てて全額引き出す必要はないと思っています。
大昔デマで「銀行が潰れる」と聞きつけた人が預金を引き出しに殺到して本当に銀行が潰れかけたというお話を思い出しました。
デマではないにせよ今自粛を求められている中、踏みとどまっているパチンコ店さんはたくさんあると思います。
その中での貯玉引き出し殺到はそれこそ追い打ちかけることなのではないでしょうか。
なので閉店の案内がある前にそんなに焦って引き出す必要ってなんじゃないかなと思っています。
ホールさんが踏ん張っている中、静観してほしいなと私は思うのです。
もちろん急に閉店が決まってしまうホールさんもあることでしょう。
なのでこまめに情報をチェックしたいところですね!